「アップルがタブレットPCを出す」ということについて

Written on 19:42 by yoshikawa ic


もう噂の域を超えた感じもしますが、「iSlate」(slateは石版)と呼ばれてるアップルのタブレットPC、1月26日に発表されるという噂が報じられてます。
「iSlate」そのものはともかく,誰も定着させたことがないようなジャンルへアップル=ジョブズが進出するなら、それはiPhone以上にその裏にある戦略は相当なものだろうと想像できます。

もちろんこのジャンルに切り込もうとするGoogleのAndroidやChrome OS、アマゾンのKindleなどいろいろありますが、アップルが他社との競争で製品を出してくることなど今までなく、これは完全主義ジョブズがゴーサインを出せるほどの準備が整っているということではないかと思います。

「iSlate」の裏にありそうなのはやはりまずiTunes。音楽、映像、ゲームはもちろん、今回は電子書籍への進出が注目されてますね。

「Appleタブレット」:標的は音楽と書籍市場か
曲のバラ売りのように書籍を章ごとに分割して売るという話が出てます。

ただジョブズが乗り込むならKindle程度のことではない、iPodで音楽業界が一変したように書籍のあり方そのものに変革を迫るような戦略を進めてくると思います。
Appleは初年度1000万台? タブレットが切り開く世界


これはウェブと雑誌の融合を進めたデジタル雑誌のデモ。現状の電子書籍の枠を大きく越えて非常に魅力的です。雑誌が動画と一体になってます。こんなのがiTuneから配布されたら売れそうですね。


こちらは商品カタログのデモ。プラットフォームが出来ればいろんなことができる。

またあらゆる媒体との融合、車や家電製品へのタブレットの埋め込みなどもありそうに思えます。
アップルとNew York Timesなどの出版関係との交渉の噂も絶えません。

全てはまだ想像ですが、もし本当にアップルが「iSlate」を発表するなら、いわゆるアマゾンのようにただ本を売るのではなく、書籍形態自体に変革を起こし、広義な意味での電子書籍を決定づける媒体を目指す、というところまでやるだろうと思います。

あと「iSlate」の形について素朴に疑問なのは、噂のようなスペック、形状だとしたら幅20センチ以上もあるただの板なわけですが、これが使いやすいとはどうしても思えない。手に持つなら両手持ち、ノートPCのようにテーブルにおいて使おうとしたらペタンとなる(笑)。手垢やホコリで液晶面がギトギトになるのは必至、何より手を滑らしたときの恐怖はiPhoneの比ではありません。
いったいどういう形状で登場するのか?興味は尽きません。

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