iPhoneのカメラはやはり面白い

Written on 20:19 by yoshikawa ic


New lens for my iPhone
Originally uploaded by Zuiun


たった200万画素でシャッターボタンしかなく何の設定も出来ないiPhoneのカメラはiPhone叩きのネタにされることが多いですが、個人的には意外と気に入ってよく使ってます。これは写真に関するアプリが充実していることもありますが、実際は思った以上に綺麗に取れるカメラの性能が大きいです。明るく写るという話もよく言われます。
こんな低いスペックなのに綺麗に撮れるというのは錯覚では?と思ってしまいますがこれにはスペックに現れる数字のからくりがあります。

デジカメの画質の良し悪しは画素数よりも撮像素子(CCD、画素が並んでる板のこと)の大きさが重要になってきます。
この撮像素子という板に並んでる画素の数を画素数というわけですが、この板の大きさが変わらなかった場合、画素が多ければ多いほど一画素分の面積は小さくなりますよね?200万画素より500万画素、500万より1000万画素のほうがギュウギュウ詰めになってるわけです。そうなるとどうなるかというと、一画素の受ける光量が減っていきその分暗くなり、隣の画素との干渉で色が濁ってきます。ようするに撮像素子という板の大きさを変えずに画素数だけを上げていくと無理が生じるということです。撮像素子を大きくすれば一画素の受ける光量もしっかり取れて色もはっきりします。
最近の携帯はどんどん画素数が増え500万画素とかのカメラも普通にありますが、撮像素子の大きさはほとんど変わりません。あの小さな筐体に入ってるわけですから当然です。逆にデジカメ一眼レフが未だにあんなに大きい理由のひとつは撮像素子がコンパクトデジカメの十数倍もあるからです。
iPhoneも携帯並みに小さいですから撮像素子の大きさもたいして変わらないものと思われます。ということは綺麗に写すには適度な画素の数というのがあるはずで、200万画素というのは理にかなった画素数なのではないかと思います。同じ撮像素子の大きさで画素が200万個しかないわけですから、一画素に対して光量が十分取れて明るくなり色もクリアに出るわけです。
ただしプリントにする場合は200万画素では粒子の数自体が足りないので荒れた画像になります。(プリントでそれなりに見れる写真にするにはモニタに表示するのとは比較にならないほどの粒子(画素数)がいります。ちなみにiPhoneの写真をプリントするなら5×6cmくらいのサイズが適当になります。サービス版という普通サイズの写真の約1/4です。 ※追記 これはメールで写真を転送した場合のリサイズされたサイズでした。元画像は1200×1600ピクセルあるのでプリントでいうとちょうどサービス版くらいのプリントは出来るということになります。)
iPhoneはこの辺を割り切っていてモニタ上での使用に限定したカメラ作りをしているように思います。(おれが思ってるだけかも・・)

http://flickr.com/cameras/apple/iphone/

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